ナンバーズの予想において、誤解の種にもなっている予想数と理論上の当せん確率をまとめてみました。
もちろん、抽せん結果には波があるため、短期的にみれば、理論値通りにならないことも多々ありますが、長期、あるいは過去の抽せん結果全体でみると、理論値に近い状態となります。
また、予想数と確率を事前に把握していれば、使用する予想法の良し悪しはもとより、理論値を大幅に超える予想手段が存在しないことも理解できると思います。
※掲載データは、5通り間隔の100通りまで。
ナンバーズ3の当せん確率と周期
以下の表は、ナンバーズ3の予想数に対する当せん確率と周期(当せん1回に必要な回数)をまとめたもので、ストレートとボックス(シングル・ダブル)に分けてあります。
ST:ナンバーズ3のストレート
SB:ナンバーズ3のシングル(すべて異なる数字)のボックス
WB:ナンバーズ3のダブル(同じ数字を2つ含む)のボックス
予想数 | ST確率(%) | ST周期(回) | SB確率(%) | SB周期(回) | WB確率(%) | WB周期(回) |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 1 | 200 | 3 | 33 | 2 | 67 |
10 | 1 | 100 | 6 | 17 | 3 | 33 |
15 | 2 | 67 | 9 | 11 | 5 | 22 |
20 | 2 | 50 | 12 | 8 | 6 | 17 |
25 | 3 | 40 | 15 | 7 | 8 | 13 |
30 | 3 | 33 | 18 | 6 | 9 | 11 |
35 | 4 | 29 | 21 | 5 | 11 | 10 |
40 | 4 | 25 | 24 | 4 | 12 | 8 |
45 | 5 | 22 | 27 | 4 | 14 | 7 |
50 | 5 | 20 | 30 | 3 | 15 | 7 |
55 | 6 | 18 | 33 | 3 | 17 | 6 |
60 | 6 | 17 | 36 | 3 | 18 | 6 |
65 | 7 | 15 | 39 | 3 | 20 | 5 |
70 | 7 | 14 | 42 | 2 | 21 | 5 |
75 | 8 | 13 | 45 | 2 | 23 | 4 |
80 | 8 | 13 | 48 | 2 | 24 | 4 |
85 | 9 | 12 | 51 | 2 | 26 | 4 |
90 | 9 | 11 | 54 | 2 | 27 | 4 |
95 | 10 | 11 | 57 | 2 | 29 | 4 |
100 | 10 | 10 | 60 | 2 | 30 | 3 |
ナンバーズ4の当せん確率と周期
以下の表は、ナンバーズ4の予想数に対する当せん確率と周期(当せん1回に必要な回数)をまとめたもので、ストレートとボックス(シングル・ダブル)に分けてあります。
ST:ナンバーズ4のストレート
SB:ナンバーズ4のシングル(すべて異なる数字)のボックス
WB:ナンバーズ4のダブル(同じ数字を2つ含む)のボックス
予想数 | ST確率(%) | ST周期(回) | SB確率(%) | SB周期(回) | WB確率(%) | WB周期(回) |
---|---|---|---|---|---|---|
5 | 0.1 | 2000 | 1.2 | 83 | 0.6 | 167 |
10 | 0.1 | 1000 | 2.4 | 42 | 1.2 | 83 |
15 | 0.2 | 667 | 3.6 | 28 | 1.8 | 56 |
20 | 0.2 | 500 | 4.8 | 21 | 2.4 | 42 |
25 | 0.3 | 400 | 6.0 | 17 | 3.0 | 33 |
30 | 0.3 | 333 | 7.2 | 14 | 3.6 | 28 |
35 | 0.4 | 286 | 8.4 | 12 | 4.2 | 24 |
40 | 0.4 | 250 | 9.6 | 10 | 4.8 | 21 |
45 | 0.5 | 222 | 10.8 | 9 | 5.4 | 19 |
50 | 0.5 | 200 | 12.0 | 8 | 6.0 | 17 |
55 | 0.6 | 182 | 13.2 | 8 | 6.6 | 15 |
60 | 0.6 | 167 | 14.4 | 7 | 7.2 | 14 |
65 | 0.7 | 154 | 15.6 | 6 | 7.8 | 13 |
70 | 0.7 | 143 | 16.8 | 6 | 8.4 | 12 |
75 | 0.8 | 133 | 18.0 | 6 | 9.0 | 11 |
80 | 0.8 | 125 | 19.2 | 5 | 9.6 | 10 |
85 | 0.9 | 118 | 20.4 | 5 | 10.2 | 10 |
90 | 0.9 | 111 | 21.6 | 5 | 10.8 | 9 |
95 | 1.0 | 105 | 22.8 | 4 | 11.4 | 9 |
100 | 1.0 | 100 | 24.0 | 4 | 12.0 | 8 |
この表だけを見ても、よくわからないと思うので、普段使用する予想法や気になっている予想方法の成績を用意して比較してみて下さい。
比較する場合は、予想総数、番号の種類(シングル、ダブル等)、予想対象のタイプ(ストレート、ボックス、ミニ)、検証する期間(過去100回、過去500回等)での的中数を事前に調べておくと把握しやすくなると思います。
– 予想内容と結果 –
[予想数] 30
[種類] シングル
[タイプ] ストレート
[過去100回の的中数] 2回
理論値
[当せん確率] 30/1000
[100回の当せん理論値] 3回
結論
理論値とほぼ同じであり、当たり前の結果といえる。
ボックスを対象とした予想法では、予想の的中対象になるストレート番号の数で計算します。
– 予想内容と結果 –
[予想数] 70
[種類] シングル
[タイプ] ボックス
[過去100回の的中数] 14回
理論値
[当せん確率] 70×24/10000
[100回の当せん理論値] 16回
結論
理論値とほぼ同じであり、当たり前の結果といえる。
実際の抽せんでは、各番号が規則正しく出るわけではないため、短期間の検証においては、理論上の回数に満たない、あるいは理論値を超える場合もあります。しかし、長期間もしくは全抽せん結果で検証すれば、ほぼ理論値通りになると思います。
予想に関する情報の中には、予想対象がストレートなのかボックスなのかを曖昧にしているもの、ボックス予想でありながら並びが同じだった時にストレート当せんとしているもの等、納得できない内容のもの多く存在します。
また、収支計算においてストレートでの当せんとボックスでの当せんをそのまま合算しているケースも見かけますが、ストレートとボックスの両方を予想対象にする場合は、同じ番号で2つのタイプを購入する、もしくはセットで購入する必要があります。
セットで申し込む場合は、ストレートで当せんしても配当額はストレート配当とボックス配当の半額ずつの合計、ストレートとボックスの両方で個別に申し込む場合は、購入金額が2倍になります。つまり、収支においては、これらを踏まえた計算をしなければなりません。
こういったケースは儲けを強調する予想情報で多くみられるので、冷静になる意味でも正しい収支計算であるか否かを確認するようにしましょう。もちろん、予想結果に偽りのないことが前提です。