ナンバーズの抽せん番号は複数の数字の組み合わせになっているため、各数字の集計をするには数字を取り出す必要があります。
MID関数とVALUE関数で数字を抜き出す
MID関数を使うと抽せん番号から桁別に数字を取り出すことができます。
MID関数は以下の形式で入力します。
MID(文字列, 開始位置, 文字数)
例えばナンバーズ3の百位の数字を取り出す時は、「文字列」に抽せん番号、「開始位置」に1、「文字数」に1を入力します。
以下は番号の横に桁別の数字を追加したもので、D2からF2が各桁の数字です。
A | B | C | D | E | F | |
---|---|---|---|---|---|---|
1 | 回号 | 抽せん番号 | 抽せん番号(文字列) | 百 | 十 | 一 |
2 | 5817 | 63 | 063 | 0 | 6 | 3 |
表のD2、E2、F2には以下の数式を入力します。
D2「=MID(C2,1,1)」
E2「=MID(C2,2,1)」
F2「=MID(C2,3,1)」
E2「=MID(C2,2,1)」
F2「=MID(C2,3,1)」
ただ、文字として表示されるので、計算に使う場合は、VALUE関数で数値に変換します。
VALUE関数は文字列の数字を数値に変換する関数で、「VALUE(文字列)」の形式で入力します。
先ほどD2からF2に入力した数式を以下に変更すると、各桁の数字が数値として表示されます。
D2「=VALUE(MID(C2,1,1))」
E2「=VALUE(MID(C2,2,1))」
F2「=VALUE(MID(C2,3,1))」
E2「=VALUE(MID(C2,2,1))」
F2「=VALUE(MID(C2,3,1))」

ナンバーズの番号から数字を取り出す.xlsx
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