ナンバーズには構成数字を当てるボックスという申し込みタイプもあります。
ボックスでは構成数字が同じであれば当せん対象になるため、例えば「0123」で申し込んでいて、「3210」が抽せんされた場合は当せんとなります。
番号を予想する際は、過去の当せん数も参考材料になりますが、ボックスに関しては、同じ構成数字の番号が集計対象になります。
ただ、抽せん結果には同じ構成数字で違う並びの番号も含まれているため、集計するには並びを統一しておく必要があります。
SMALL関数で並び替える
抽せん番号から取り出した桁別の数字を小さい順に組み合わせると、昇順のボックス番号になります。
以下の表は、ナンバーズ3の番号から百位から一位までの数字を取り出し、小さい順に組み合わせたものをF列に表示しています。
A | B | C | D | E | F | G | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
1 | 回号 | 抽せん番号 | 文字列 | 百 | 十 | 一 | ボックス |
2 | 5817 | 63 | 063 | 0 | 6 | 3 | 036 |
この表のG2には以下を入力しています。
数式内の「SMALL()」はSMALL関数で、以下の形式で入力します。
この式の「範囲」は対象となる範囲、「順位」は小さい方から数えた場合の順位です。
G2では範囲を「D2からF2」に指定し、その中で1番小さい数字と2番目に小さい数字と3番目に小さい数字を「&」でつなげています。

複数の関数で並び変える
複数の関数を使えば、抽せん番号を昇順の番号に並び変えて表示できます。
A | B | C | |
---|---|---|---|
1 | 回号 | 抽せん番号 | ボックス |
2 | 5817 | 63 | 036 |
表のC2には以下の数式を入力しますが、セルの書式をユーザー定義で「000」にしておきます。
数式内の{}は定数を配列にしており、MID関数の部分では取り出す数字の場所を3つ同時に指定しています。
SMALL関数では小さい順に3つの数字を取り出し、1番目の数字には10の2乗をかけ、2番目の数字には10の1乗をかけ、3番目の数字には10の0乗をかけた配列を作成します。
そしてSUM関数で3数字の合計を出します。
ナンバーズ4の場合は、C2に以下を入力します。
ただ、以下の数式ならナンバーズ3、4のどちらにも使えます。
